三菱UFJ銀行など大手5行が、変動型住宅ローンの金利を10月から引き上げる方針を発表しました。
この金利引き上げは、日本銀行が7月末に決定した政策金利の引き上げに伴う措置で、
上げ幅は0.15%程度と見込まれています。
金利が上昇した返済が始まるのは、おおむね3カ月後となります。
住宅ローンを借りる人の約7割が変動金利を選んでいることから、多くの家計に影響を与える可能性があります。
対象銀行 金利を引き上げる大手5行は以下の通りです。
りそな銀行
三菱UFJ銀行
三井住友銀行
みずほ銀行
三井住友信託銀行
変動金利と「短期プライムレート」 変動金利は、銀行が企業に貸し出す際の
「短期プライムレート」に連動しており、銀行はこの短プラに一定の金利を上乗せした「基準金利」を
設定。さらに、借りる人の信用力などに応じて優遇幅を引き下げたものが「適用金利」となります。
今回の政策金利の引き上げにより、9月には短プラが0.15%引き上げられており、
これにより変動金利の上げ幅も同程度になる見込みです。
激変緩和措置 5行には、変動金利の引き上げによる急激な負担増を抑えるために、
5年間は毎月の返済額を維持するなどの激変緩和措置が設けられています。
引用・詳細はこちら「ヤフーニュース」